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社長インタビュー第一弾「メディカルトリビューンの過去・現在・未来について」

採用情報
2022.08.19

株式会社メディカルトリビューン、採用担当です。

今回は当社代表取締役社長である丸林のインタビューをお届けします。
メディカルトリビューンってどんな会社なの?から始まり、これまで大変だったことや、今後の目標についてお聞きしてきました。
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

【経歴】
1977年生まれ。福岡県出身。九州大学卒。
新卒で商社系SIerに入社しシステム開発やコンサルティング業務に従事。
大手医療グループの経営企画職などを経て、2017年にメディカルトリビューン入社。
2018年に取締役副社長に就任。2020年より代表取締役社長を務める。

【趣味】
ランニング・野球観戦

【座右の銘】
「人は習慣によってつくられる。 優れた結果は一時的な行動ではなく、習慣から生まれる」:アリストテレス

◆メディカルトリビューンについて

ーメディカルトリビューンという会社について教えてください。

当社は半世紀以上に渡り、医学新聞『Medical Tribune』を通じて、国内外の最新医学・医療情報を発信してきました。
長年に渡って培ってきたブランドや信頼は、当社にとってかけがえのない財産です。
これまではメディアという立場が中心でしたが、近年では医師の転職支援やクリニックの事業継承支援など、様々なかたちで医療業界に貢献しようと邁進している会社です。

ーそんなメディカルトリビューンの変えたいところや、変えずに守り続けたいところはありますか。

変えずに守り続けたいのは、当社の財産であるブランドや信頼、ですね。
これからも医療に携わる方々に価値ある情報を発信し、必要とされる存在であり続けたいと思います。
一方で、変えたいところはというと、現代は環境変化が激しい時代じゃないですか。
医師やクライアントのニーズを敏感に読み取り、迅速に変化に対応できるような、そんな変化に強い会社を目指したいですね。

ー丸林さんはメディカルトリビューンに入社されて5年以上経過されましたが、大きく変わったなと思うところはありますか。

この2~3年で若い社員が増えました。
長年当社を支えてきてくれたベテラン社員の経験に、フレッシュで勢いのある社員が加わったことで、多様性のある、引き出しの多い会社になってきたと感じています。
事業の面においても、新しい事業を立ち上げたこともあって売上構成比は大きく変わりましたし、事業拡大に伴って東京・大阪の2拠点に加えて札幌・福岡にも新たに拠点を開設しました。
また、年齢や社歴に関係なく、前向きに頑張っていて周囲に信頼されている社員を要職に抜擢してきたりもしましたので、ここ数年で色んな面で変化しているんじゃないかなと思います。

ー歴史がある、実績がある会社ゆえに大変だったことはありますか。

大変だったことは色々ありますね(笑)
改めて振り返ってみると、業績が低迷していた時期は特に大変だったかもしれないです。
歴史も長いですので、ありがたいことに、当社のことは多くの医療関係者の方々に知っていただいていました。そんな方々から見た当社は「紙媒体の医学新聞社」の印象が強かったと思います。実際、業績面でも紙媒体は高い収益を上げていましたし、当時の大黒柱でした。
ただ、外部環境に目を向けると、業界にはデジタル化の波が一気に押し寄せていて、クライアントニーズは紙媒体からデジタルへ急速に変化していました。
当社は紙媒体での成功体験を引きずってしまった部分があり、デジタルシフトに出遅れ、結果的に業績が低迷した時期が続きました。
そこから本格的にコア事業を転換させていくわけですが、業績が厳しいので大きくコストはかけられない、そういう制約がある中で成長領域やマーケットサイズが大きい領域に力を入れていくというのは難しい舵取りでした。
ですが、最終的にはこの構造改革を成功させることができましたので、この経験を通して改めて当社のポテンシャルの高さを実感しましたね。

ー今後の目標について教えてください。

創業して半世紀以上経ちますが、100年続く会社にしたいですね。
環境変化に追随できないことによって苦境に立たされるという経験をしましたので、「継続させる」という企業の大前提の重要性を改めて学びました。
先輩たちが長年培ってきた信頼のバトンを後世に繋いでいくことは私の使命だと思っています。
会社を継続させていくためには、変化に柔軟に対応することはもちろんですが、常に成長し続けること、新たな価値を生み続けること、健全な組織運営をすることも必要だと思います。
当社には属人的な部分が残っていたり、目の前のことに集中してしまうあまり医師やクライアントへの意識が希薄になってしまったり、社員間の価値観が統一されていない部分があったりと、まだまだ課題は多いですが、これまで培ってきたブランドや信頼をうまく活かせれば、これからも必要とされる存在であり続けられると信じています。

ー丸林さんにとって、目標となる経営者はいらっしゃいますか。

経営者には、営利企業として利益を最大化することや、企業を成長させ続けることが求められると思いますが、それだけでなく、稲盛和夫さんや松下幸之助さんのように、次世代に理念やマインドが受け継がれている経営者は本当にすごいなと思います。
それって、高い人間性がなければ実現できないと思うんですよね。
そのような偉大な経営者を見習って、努力を積み重ねていかないといけないですね。

◆求職者の方へ

ー丸林さんは最終面接に参加されていますが、面接時に重要視している点はありますか。

「マインド」ですかね。リクルートページにも掲げている「医療への貢献、自分への挑戦。」というキャッチコピーに共感してもらえると嬉しいですね。
医療というのはいつの時代にも不可欠なものです。昨今の新型感染症でもその重要性が再認識されました。
私たちは直接医療を提供することはできませんが、価値ある情報を発信することや、医師と医療現場の架け橋になることで、医療業界に貢献できると考えています。
そういった社会貢献性が高い業務に従事しつつ、仕事を通じて自身の成長にも積極的に挑戦していきたい、そういったマインドをお持ちの方と共に働きたいですね。

ー面接時によくされる質問などはありますか。

その方の年齢やキャリアによって聞き方は変わりますが、その方の「人生のストーリー」をお聞きするのが好きです。
私がお会いするのは最終面接に進まれている方です。1次面接でスキル面は評価されていますので、私は皆さんの内面やマインドを探りたいなと思っています。
節目節目でどんな考えで進路を決断したのかとか、成功体験でも失敗体験でもその体験から何を学んだかとか、将来どんな自分になりたいかとか、仕事を通して何を得たいかとか。お話にストーリーやドラマがあったりすると、その方の人間性に触れることができたような気がして嬉しくなります。ある社員との採用面接のときなんか、聞いた話に感動してしまって泣きそうになったことがありました。恥ずかしくて本人には言っていませんけど(笑)
ぜひ、皆さんのストーリーを聞かせていただきたいと思います。

ー求職者の方にメッセージはありますか。

当社には長年培ってきた様々な引き出しがあります。それらは活用する術がまだまだ沢山あると考えています。採用によって新しい力が加わることで相乗効果を発揮し、より大きな価値を提供できると思っています。
同時に、医療業界というマーケットは広大でありビジネスチャンスは豊富にあります。
そういった環境下で「自己成長」「社会貢献」を実現したい方にぜひ仲間になっていただきたいですね。
このインタビューを読んでくださった方々とお会いできるのを楽しみにしております。

今回は当社代表取締役社長の丸林に迫ってみました。
メディカルトリビューンという会社について、色々とお聞きしてみましたがいかがでしたか。
このインタビューを通じて、ご覧いただけた皆さんが「メディカルトリビューンってこういう会社なんだ!」と思っていただけたら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!